English version is here!

プロのデザイナーが作る名刺専門店の高品質名刺

海外

名刺交換の海外におけるマナーとは?日本との違いなどについて解説

  • 更新日:

    日本におけるビジネスでは、名刺は必要不可欠なアイテムとなります。

    名刺があることで初めて会った取引先と挨拶を交わす際に活用したり、その後のビジネスを円滑に進めやすくもなります。

    このような名刺の役割は、何も日本のみに限定されるものではなく、海外のビジネスシーンにおいても活用されています。

    とはいえ、自身の情報を相手に伝えるという意味での名刺の役割はさほど変わりありませんが、その他のビジネス上の目的や意図、マナーなどは日本と海外では異なるケースも存在します。

    海外ではその国ごとの名刺におけるマナーやルールが存在しているため、日本と同様にビジネスシーンにおいて名刺を活用すると、かえってマイナスにつながる可能性も起こり得ます。

    そこで今回は、名刺交換や名刺の持つ意味などについて、日本と海外の違いをふまえポイントを中心に紹介していきます。

  • 海外

日本と海外における名刺の位置づけ

名刺の位置づけは、日本と海外では少々異なります。日本の場合、多くのビジネスシーンで名刺は活用され、コミュニケーションだけでなくその後のビジネスを円滑に進めるための第一歩にもなります。

そのため、名刺交換にはマナーが重要視され、憮然とした対応では相手だけでなくその会社全体の信用を損ねることにもつながりかねません。

一方で、海外であれば一般的に名刺交換の重要度はそこまで高くなく、実用的に捉えられる傾向にあります。

国によっても多少差異はあるものの、基本的に必要があれば名刺交換を行うレベルに捉えられる傾向が強く、日本に比べて細かなマナーが存在する訳でもありません

このように日本と海外では名刺の位置づけが異なりますが、いずれにせよお互いをビジネスパートナーとして尊重していくことが重要です。

日本と海外における名刺に関する違い

先ほどふれたように、日本と海外では名刺に対する位置づけが異なります。

そのため、日本の名刺交換時のマナーがそのまま海外にも通用する訳ではありません。

逆に、海外の名刺交換時のルールやマナーを押さえておかなければ、日本のマナーがかえってマイナスにつながる可能性もあります。

続いては、日本と海外における名刺に関する違いについて紹介していきます。

  • ①名刺交換を行うタイミングの違い

    日本における名刺交換は、基本的に初対面の相手が対象となり、自己紹介を兼ねて対面と同時に行われる傾向にあります。

    名刺に記載された肩書きや会社の住所、イラストやデザインがあればそのような名刺情報は会話の糸口となり、そこからビジネスが始まることも少なくありません。

    海外の場合には、相手先と対面すると挨拶や握手から始まり、ちょっとした雑談を通してビジネスにつながる傾向にあるため、特に名刺交換を行うタイミングは決まっていません。

    そのままビジネスが円滑に進み、名刺が必要でなければ名刺交換自体を行わずに終わることもあります。

    海外では必ずしも名刺は重要なアイテムではないため、日本のように名刺交換にこだわりすぎるとマイナスにつながる可能性もあるため注意が必要です。

    ②名刺交換を行う際の違い

    一般的に日本における名刺交換では、相手が差し出す名刺よりも低い位置で渡すことがマナーとされています。

    この際に、相手先が名刺の文字を読みやすいように向きにも気をつける必要があります。

    このようなルールやマナーは海外では存在しません。

    通常、海外では受け取りやすい形であればどのように渡しても問題無いですが、日本のようにあからさまに低く差し出すとかえって受け取りにくく、機嫌を損ねる可能性もあります。

    また、受け取った名刺にメモを記入することなども、日本では相手先がいる前では控え、別れてからの方がいいとされています。

    このような文化も海外にはあまりなく、その場で名刺に書き込むケースも少なくありません。

    ③受け取った名刺の取り扱い方の違い

    日本では、名刺交換を行った後、そのまま打合せや商談が続く場合、机の上に並べておくことがマナーとして一般的です。

    取引先が複数人いる場合には、席順や役職順などに気を付けながら並べるようなルールも存在します。

    そして、打合せ終了後に「頂戴いたします」のような声掛けとともに名刺入れにしまいますが、このような文化も一般的に海外の名刺交換には存在しません。

    海外では名刺を受け取った直後にしまう傾向にあり、名刺入れは用いず、胸やズボンのポケットなどにそのまましまうことも多々あります。

オススメの人気デザイン名刺


その他の日本と海外における名刺に関する違い

先ほどふれたような日本と海外における名刺に関する違いを正しく理解せず、日本の名刺交換が世界共通と思って対応すると、マイナスにつながる可能性もあるため注意が必要です。

その他の特徴についてもいくつか紹介していきます。

  • ①そもそも名刺という文化がない国も存在する

    そもそも名刺という文化は、中国の唐の時代に起源があるといわれています。

    その後、16世紀に入ってドイツやフランスなどを中心に徐々に広まったといわれており、日本ほど細かな名刺交換のルールやマナーがある国は少ない傾向にあります。

    例えば、ロシアでは海外とのビジネスを行う人しか名刺は活用しておらず、フランスでも管理職以下の場合に名刺は使わない傾向にあります。

    またイギリスでは名刺を使うケースはビジネスよりもパーティーなどが多いとも言われています。

    日本に近い形で名刺を扱う国は、アメリカ合衆国や中国、韓国などとなり、それでも日本のように細かなルールやマナーをもとにした名刺交換を行うケースは少ない傾向にあります。

    このように、各国によって名刺を取り扱う手法や文化は異なるため、その国独自のルールやマナーを押さえておくことが重要です。

    ②中国は日本より名刺交換に対するマナーが厳しい

    一方で、名刺の起源ともいわれる中国では、日本よりも名刺交換に対するルールやマナーが厳しい傾向にあります。

    そもそも中国には階級を重んじるビジネス文化があります。

    その上で、名刺は人物の階級を表す重要なビジネスアイテムとなるため、名刺交換に関しても日本以上に細かなルールやマナーが存在します。

    例えば、名刺交換では名刺は両手で受け取り、まずはよく名刺を確認し、役職をはじめ記載内容を理解することが求められます。

    名刺入れにもこだわり、名刺を丁重に扱っているという意思を示す必要があります。

    中国でビジネスを行う際には、このような点をふまえ名刺交換時には注意しましょう。

    ③欧米では名刺に紙質が重要視される

    名刺交換自体を行う機会が少ない欧米では、意外にも名刺の紙質にこだわる傾向にあります。

    海外で名刺交換を行った場合、記載されている内容よりも紙質の方をチェックされるケースは少なくありません。

    海外では、日本のように挨拶代わりに名刺を気軽に渡すというケースは少なく、今後も取引を続けたいと感じる重要な人物にのみ名刺を渡す傾向にあります。

    そのため、ペラペラで薄い名刺というよりは、高級素材で作られた厚みのある名刺や重厚感のあるデザイン、高級感あふれる紙質が重要視されています。

    このような背景から、欧米で名刺交換を行う際に、日本で活用している薄い名刺を渡してしまうと、かえってマイナスにつながる可能性もあるため注意が必要です。

オススメの人気デザイン名刺


まとめ

日本における名刺交換のルールやマナーは、海外から見ると異なる点が多々存在します。

日本ではコミュニケーションを取り、ビジネスを円滑に行うという点で欠かせない名刺ですが、それが世界共通と勘違いしたまま海外で活用すると、かえってマイナスにつながる可能性も起こり得ます。

今回紹介した内容も参考に、日本と海外における名刺に関する違いを正しく理解し、効果的にビジネスにつなげていきましょう。



  • facebookボタン
  • はてなブログボタン
  • ツイッターボタン

このページをご友人におススメしませんか?

あわせて読みたい記事


名刺仕上り時間

(注文時)

名刺専門店ケイワンプリントで仕上がり日に即日受取り希望は、申し込み時に「店頭受取り」をご選択ください。

※校正ありの仕上がりには+1日、追加オプション指定時は仕上がり日数が異なります。

※発送は仕上がり日から発送日数がかかります。

新作デザイン

オススメ・売れ筋商品

カテゴリー毎で人気順におすすめのデザイン名刺をご紹介します。

プロのデザイナーが名刺作成から出荷まで対応

します

    • 名刺データの作成と文字間調整など
    • 印刷チェック
    • 裁断後の出荷前チェック
  • facebookボタン
  • はてなブログボタン
  • ツイッターボタン

このページをご友人におススメしませんか?

Chevron Up