名刺入れで運気を引き寄せる。風水で選ぶ名刺入れの色

更新日: 2023-10-20

名刺入れはビジネスシーンにおいて必要不可欠なアイテムの一つですが、その色選びにも実は深い意味があることをご存じでしょうか。風水において、色は五行思想に基づいて重要な役割を果たします。

この記事では、風水の観点から最適な名刺入れの色の選び方を解説します。命式に合わせた色選びで、仕事運や人間関係をより良くしましょう。

風水に基づく名刺入れの色の選び方

名刺入れは、自分の顔と同じくらい大切なもので、自分の性格や目標に影響を与えると言われています。

風水では、色にはそれぞれ意味があり、木・火・土・金・水の五つの要素がすべてのものを構成し、相互に影響しあっている五行思想という考え方で分類されています。

自分の命式に合わせた色の選び方を知ることで、より良い名刺入れを選べるようになるのです。

風水の五行思想と色の関係

風水では、五行思想に基づいて色を分類しています。五行は相生（お互いに助け合う）と相克（お互いに妨げ合う）という関係にあります。以下が五行と色の関係です。
- 木：緑や青緑など。成長や発展、創造性や柔軟性を表します。
- 火：赤やピンクなど。情熱や活力、勇気やリーダーシップを表します。
- 土：黄色や茶色など。安定や信頼、平和や調和を表します。
- 金：白や金色など。豊かさや清潔さ、正義や知性を表します。
- 水：青や紫など。流動性や変化、感受性や直感を表します。
風水の色の周期と名刺入れの色

風水の色の周期とは、五行の色が一定の順序で変化していくことを表すものです。風水の場合、色の周期は3種類あります。それぞれに特徴や効果があります。

以下が風水の色の周期と名刺入れの色の選び方です。

順造（じゅんぞう）

五行の色が相生の順序で変化していく周期で、木→火→土→金→水という順番になります。順造は、自然な流れに沿って物事が進むことを表すのです。順造の色を名刺入れに選ぶと、仕事でスムーズに成功できます。

たとえば、木の色である緑や青緑を選ぶと、火の色である赤やピンクに繋がり、創造性や柔軟性から情熱や活力に移行することを意味します。

逆造（ぎゃくぞう）

五行の色が相克の順序で変化していく周期で、木→土→水→火→金という順番になります。逆造は、自然な流れに逆らって物事が進むことを表すのです。

逆造の色を名刺入れに選ぶと、仕事で困難に打ち勝てます。たとえば、木の色である緑や青緑を選ぶと、土の色である黄色や茶色に繋がり、成長や発展から安定や信頼に移行することを意味します。

中和（ちゅうわ）

五行の色が同じ要素で変化していく周期で、木→木、火→火、土→土、金→金、水→水という順番になります。中和は、自分自身に向き合って物事を進めることを表すのです。

中和の色を名刺入れに選ぶと、仕事で自分らしさを発揮することができます。例えば、木の色である緑や青緑を選ぶと、同じく木の色である緑や青緑に繋がり、創造性や柔軟性を持続させることを意味します。

自分の命式に合わせた色の選び方

自分の命式とは、生まれた年月日時から算出される自分の運勢を表すものです。命式には五行が割り当てられており、そのバランスによって自分の性格や強み・弱みがわかります。

たとえば、木が多い人は創造的で柔軟な人ですが、気分屋で計画性がない傾向にあります。また、火が多い人は情熱的で活発な人ですが、短気で無鉄砲な人です。

自分の命式はさまざまなサイトで調べられるので、気になるかたは一度検索してみてください。

自分の命式に合わせた名刺入れの色の選び方は、以下のとおりです。
- 木が多い人：木の色である緑や青緑は避ける。木を生かす水の色である青や紫がおすすめ。木を抑える金の色である白や金色も良い。
- 火が多い人：火の色である赤やピンクは避ける。火を生かす木の色である緑や青緑がおすすめ。火を抑える水の色である青や紫も良い。
- 土が多い人：土の色である黄色や茶色は避ける。土を生かす火の色である赤やピンクがおすすめ。土を抑える木の色である緑や青緑も良い。
- 金が多い人：金の色である白や金色は避ける。金を生かす土の色である黄色や茶色がおすすめ。金を抑える火の色である赤やピンクも良い。
- 水が多い人：水の色である青や紫は避ける。水を生かす金の色である白や金色がおすすめ。水を抑える土の色である黄色や茶色も良い。

男性と女性別の風水に基づく名刺入れの色

男性と女性では色の選び方に違いがあり、男性は陽（よう）であり、女性は陰（いん）であると考えられています。陽は明るく活動的なエネルギーで、陰は暗く受動的なエネルギーです。

しかし、陽と陰は決して対立するものではなく、お互いにバランスを保つ関係性です。男性は陽が強すぎると攻撃的や傲慢になりがちで、女性は陰が強すぎると消極的や引っ込み思案になりがちです。

そのため、男性は陰の要素を持つ色を選ぶと、柔らかさや優しさが増し、女性は陽の要素を持つ色を選ぶと、明るさや元気さが増します。

男性のための風水に基づく名刺入れの色

男性向けの名刺入れの色として、青、黄色を紹介します。色はそれぞれ陰の要素を持ち、信頼感や明るさを与えてくれます。
- 青：青は流動性や変化を表します。青は冷静さや信頼感を与えてくれるため、青を名刺入れに選ぶと、新しい仕事やチャンスに恵まれます。
- 黄色：黄色は安定感や信頼感を表します。黄色を名刺入れに選ぶと、仕事で安定した成果を出すことができ、黄色は明るさや楽しさを与えます。そのため、仕事で楽しくやりがいを感じられるようになるのです。
女性のための風水に基づく名刺入れの色

女性向けの名刺入れの色として、赤、ピンク、緑を紹介します。色はすべて陽の要素を持ち、リーダーシップや魅力や健康が高まります。
- 赤：赤は情熱や活力を表します。赤を名刺入れに選ぶと、仕事でやる気やパワーが湧きます。また、赤は勇気やリーダーシップを与えてくれるため、仕事で積極的に人を引っ張る行動ができるようになります。
- ピンク：ピンクは優しさや愛情を表し、女性らしさや魅力を高めてくれます。そのため、ピンクを名刺入れに選ぶと、仕事で人間関係が良くなり、仕事で自信が持てるようになります。

名刺入れの風水でのNG色とその理由

名刺入れの風水でのNG色とその理由を紹介します。NG色は悪い気を取り込んでしまい、自分や相手に悪い影響を与えるおそれがあります。

風水におけるNG色は緑、紫です。

緑

緑は木の色で成長や発展を表しますが、嫉妬や執着も表します。緑を名刺入れに選ぶと、仕事で嫉妬や執着される可能性があるのです。

また、緑は気が散りやすい色でもあるため、集中力の低下や計画の乱れにつながる恐れがあります。

紫

紫は水の色で高貴さや神秘性を表しますが、孤独や非現実性も表します。紫を名刺入れに選ぶと、仕事で孤独感を感じて現実逃避するおそれがあるのです。

また、紫は気が弱くなりやすい色でもあるため、自信の喪失や決断力の低下につながります。