
行政書士の名刺について徹底解説!
官公署に提出する書類を作成したり、法律や経営について相談を受け付けたりする行政書士。行政書士として活動するには国家資格が必要ですが、資格を取得すれば独立・開業したり、副業として働いたりすることも可能です。この記事を読んでいる方の中にも、資格を無事取得して名刺を作ろうと考え中の方もいるのではないでしょうか。
行政書士の名刺は、普通の名刺と違い、作るタイミングによって記載内容を変える必要がある、相手に合わせて複数の名刺を用意することで仕事に繋がりやすくなる、といった特徴が多くあります。
そこで今回は、行政書士としてこれから仕事をしていきたい方のために、行政書士の名刺を作る際の注意点や、複数の名刺を作る理由、使い分けの方法、記載すべき内容などについて解説しますていきます。
【行政書士の名刺】種類と使い分けの方法を解説
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行政書士として開業する場合、国家資格の取得に加えてさまざまな手続きを済ませなければなりません。タイミングによっては行政書士と名乗れないケースもあるので、開業前後で名刺を使い分ける必要があります。
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開業準備中の名刺
開業準備中の名刺とは、わかりやすく言えば「事務所設立前の段階で作る名刺」です。開業後すぐに仕事を受けたいなら、この時期に名刺を配って開業することを知ってもらうのが良いでしょう。
ここで注意すべきポイントは、名刺上での名乗り方です。行政書士と名乗るためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。- 行政書士の国家資格を有する
- 日本行政書士会連合会の名簿に登録している
上記を満たさず行政書士と名乗った場合、違法となり100万円以下の罰金を科せられてしまいます。また、紛らわしい名称(行政士・行政事務士など)を名乗っても同じく違法と判断される可能性があるため、避けたほうが無難です。
開業前は「令和〇年度行政書士試験合格(開業準備中)」など、誤解されない内容を記載しましょう。 -
開業後の基本的な名刺
開業手続きを済ませた後は、行政書士と名乗っても問題ありません。一般的なビジネスマンと同じく自身の認知度を高めるため、人脈を広げるために通常使用する名刺が必要となります。
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業務特化型の名刺
行政書士は業務範囲が幅広いため、業務の範囲を絞った名刺を作成しておくのも有効です。相手に合わせて業務内容などをピンポイントに記載した名刺を渡せば、相手の印象に残りやすく、仕事を獲得できる可能性も高まるでしょう。
行政書士が名刺を配るおもな相手
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行政書士として長く働きたいなら、人脈を広げることが大切です。行政書士の場合、名刺を配るべき相手はある程度決まっています。
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同業者
行政書士として開業する場合、実務経験ゼロでスタートする方がほとんどです。当然わからないことや不安なことだらけなので、営業や仕事がうまくいかないという事態にも陥りかねません。
そのため、名刺を配るならまずは同業者、特に先輩の行政書士がおすすめです。経験豊かな先輩と繋がりをもっておけば、困った時に助けてくれたり、相談に乗ってくれたりする可能性があります。
また、行政書士と一口に言っても、取り扱う業務や得意分野はそれぞれ異なります。専門外の仕事を依頼された場合に、その仕事を他の同業者に紹介するというケースも多いのです。 -
他士業の先生
行政書士の仕事はさまざまですが、場合によっては他士業の先生の力を借りることもあります。例えば、登記の手続きが必要なら、司法書士に依頼しなければなりません。
また、逆に他士業の先生から仕事が回ってくるケースもあるので、忘れずに名刺を配っておきましょう。 -
知人・友人
知人・友人にも名刺を配っておくと、顧客や仕事を紹介してもらいやすくなります。また、共通の知人を通じて紹介されたほうが、信頼を得やすいことも大きなメリットと言えます。
行政書士の名刺に記載すべき項目
名刺のデザインやレイアウトは人それぞれ異なりますが、基本的な記載内容はおおむね同じです。行政書士の場合、名刺に記載すべき項目は以下の通りです。
- 事務所名
- 氏名
- 所在地
- 電話番号
- 携帯番号
- FAX番号
- メールアドレス
- 事務所ホームページのURLや、SNSアカウント(あれば)
上記8項目に加え、必要に応じて先ほど紹介した「開業準備中」といった情報や特定の業務に絞った内容を記載しましょう。
なお、文字情報を羅列するだけではインパクトが弱く、名刺を受け取った相手の印象に残らないかもしれません。
印象を残しやすい名刺にしたいなら、自分の顔写真を載せるのがおすすめです。こちらのことを思い出してもらいやすくなり、親近感をもってもらえる可能性も高まります。
顔写真を撮影する場合は、自撮りするのではなく、なるべくプロのカメラマンに撮ってもらうようにしましょう。最近はスマートフォンのカメラ機能が高性能なため、自撮りでも比較的きれいに撮影できますが、名刺は今後自身の顔として多くの方に配るものです。横着は避け、プロにお願いするようにしましょう。
名刺に記載する情報が多くなってしまった場合は、無理に表面だけに記載すると、窮屈な印象になりがちです。さらに大切な情報も伝わりづらくなるため、裏面も活用して作成しましょう。ただし、業務内容や専門分野をあれこれ書いても、かえって読みにくくなります。必要な情報だけ絞り込んで、わかりやすく記載してくださいすることも大切です。
行政書士は「配る時期」「配る相手」によって名刺を使い分けましょう
行政書士の名刺は開業タイミングや人脈作りの観点から、名刺を配る時期・相手によって種類を変えて作成することが重要です。ただし、複数の名刺を自作するのは手間がかかるため、専門業者に依頼することをおすすめします。
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