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活版印刷

活版印刷の名刺とは?メリットや魅力、制作時のポイントについて解説

  • 更新日:

    新型コロナウイルスの影響もあり、近年ではリモートワークが推奨され、ビジネスシーンにおける打合せもオンラインが一般的になってきました。

    とはいえ、対面による打合せはオンラインでは伝わりにくい雰囲気や熱量、思いを伝えやすいため、オンラインよりも対面を推奨するケースも少なくありません。

    このようなビジネスシーンに欠かせないアイテムが名刺です。

    企業とともに自身の存在もアピールできる名刺は、会話の糸口になるだけでなくその後のビジネスにおいても印象に残りやすくなります。

    このような名刺において昨今注目を集めているのが活版印刷による名刺です。

    印刷面に凸凹した形態で社名や担当者名を表記した活版印刷による名刺は、デジタルが普及する昨今において独特のアナログ感が受け、多くの企業が活版印刷によるデザインを活用するようになってきています。

    そこで今回は、活版印刷による名刺の魅力について、概要から仕組み、メリットなどをふまえポイントを中心に紹介していきます。

  • 手書き

活版印刷による名刺とは?

そもそも活版印刷による名刺とは、その名の通り活版印刷の技術を用いて作成された名刺のことを指します。

通常の名刺よりも厚みがあり、印刷時の圧によって生み出される表面の凸凹具合が特徴です。

活版印刷による名刺であれば厚みによる上質感や重厚感が生まれ、デジタルとはまた違ったアナログ感から渡された担当者にも印象に残りやすい傾向にあります。

紙の種類やインクの色なども選ぶことができ、独創性やインパクトにこだわることも可能です。

また、一般的な名刺は大量生産されることが多く、100枚で1セットが多くなりますが、活版印刷による名刺では1枚1枚にこだわった作りであるため、通常の名刺よりも高額になる傾向にあります。

そのため、1枚あたりの名刺にかける想いも強くなり、渡された担当者にもその想いが伝わりやすい特徴もあります。

ビジネスの中でも特に営業においては、いかに相手先に印象を残せるかが重要になります。

名刺はその第一歩にもなり、その名刺において活版印刷を活用することで、その後のビジネスにもつながりやすくもなります。

  • 活版印刷の歴史

    活字を用いた印刷技術は、中国では11世紀ごろから活用されていたといわれています。

    その後、15世紀に入りドイツのヨハネス・グーテンベルクによって活字と活版印刷機、インクを用いた活版印刷が発明され、手書きの書籍が大量に複製されるようになりました。

    日本でも明治初期に活版印刷による技術が輸入され、長らく印刷技術の中心にいましたが、1970年以降から徐々に衰退し、現在ではあまり見られない印刷手法となります。

    とはいえ、その味わい深いクオリティと珍しさから、名刺に活用した活版印刷は一部の間で話題になり、ビジネスを円滑に進める上で活用されています。

活版印刷による名刺の魅力やメリット

続いて、活版印刷による名刺を活用することでどういったメリットがあるのか、その魅力と併せて紹介していきます。

アナログ感が個性的で印象に残る活版印刷の名刺には、以下のような魅力やメリットがあります。

  • 独特の立体感や手触りにより相手の印象に残りやすい

    活版印刷による名刺は、印刷時の圧力による凸凹感が特徴として挙げられます。

    その独特の立体感から、名刺を受け取る相手はつい手に取り触れてみたくなる印象を与えることが可能です。

    通常の名刺よりも分厚い作りのため、受け手のインパクトは大きく、印象に残りやすい点がメリットとして挙げられます。

    また、通常名刺は名刺入れに保管したり、各自でファイリングする傾向にありますが、活版印刷による名刺は、他の名刺に混じっても凸凹具合や厚みですぐに判別できるため、何かにつけて相手先の目にふれる機会も高まります。

    ビジネスにおいて相手先の記憶に残ることは非常に重要です。

    その点、名刺というアイテムで他社よりも印象づけることは有効な手法ともいえます。

    企業や個人の特長を強く訴えられる

    一般的に名刺には会社名や個人名、住所や電話番号など基本的なプロフィールが明記されていますが、活版印刷による名刺であれば、そこにこだわりや想いなども込めることが可能です。

    単に名刺は自社の最低限の情報を伝え、そこまで予算をかけるものではないと考える企業も少なくありません。

    とはいえ、ビジネスにおいて最初の対面時に交換する名刺にこそ力を入れておけば、「この会社は細かな点にも注力している」「名刺にお金をかけるほど相手先をリスペクトしている」「ビジネスにゆとりがある」などと好印象を与える可能性も高まります。

    些細な部分にも注力することで、その後のビジネスに発展する場合もあります。

    名刺はその取っ掛かりとして活版印刷を活用すると効果的です。

    デザイン力やクオリティを示すキッカケとなる

    活版印刷による名刺は、基本的な凸凹とした加工以外にも、上から紙に対して圧力をかける「空押し」などの特殊加工を施すことも可能です。

    またインクや紙の種類も多岐に渡り、オリジナルのデザインを活用し、自由に表現できる点も魅力の一つです。

    自社がデザインやクリエイティブに特化したビジネスを行っていた場合、活版印刷による名刺はその技術力やデザイン力、クオリティを示す事例として活用することもできます。

    必ず手にとる名刺だからこそ、そこで自社の強みを訴求できれば、その後のビジネスにもつながりやすくなります。

活版印刷による名刺を活用する上での注意点

次に、活版印刷による名刺を活用する上での注意点についても紹介していきます。

活版印刷による名刺を活用する際には、以下の点は十分注意しておく必要があります。

  • 凹み具合を出すには適度な紙の厚みが問われる

    凸凹感が特徴的な活版印刷ですが、紙の厚みが薄い場合には凹み具合を上手く表現できず、中途半端になる可能性があります。

    また、名刺の両面に活版印刷を活用する場合にも、表と裏の影響を考慮すると凸凹感を上手く出せません。

    そのため、活版印刷による名刺を活用する場合には、基本的に片面印刷のみとし、厚みも十分考慮しておく必要があります。

    文字のサイズが小さいと滲みや潰れの原因になる

    片面印刷となると、活版印刷による名刺の中に記載する情報が限られ、出来るだけ情報量を詰め込みたくなる印象がありますが、文字のサイズにも注意が必要です。

    活版印刷では、文字が小さいと滲んでしまったり、文字が潰れてしまう可能性もあります。

    印象に残るとはいえ何が書いてあるのか分からない名刺では意味がありません。

    そのため、情報量を多く掲載したい場合には注意が必要です。

活版印刷による名刺をデザインする上でのポイント

最後に、活版印刷による名刺をより効果的にデザインする上でのポイントについて紹介していきます。

これから活版印刷による名刺の作成を検討している際には、以下のポイントを押さえておくと効果的です。

  • 名刺に使用する色は3色以下に抑える

    活版印刷による名刺は、先ほど注意点でも触れたように情報量が増えれば、かえってマイナス影響につながる可能性もあります。

    そのため、効果的にデザインしていく上では、よりシンプルな構成の方が効果的です。

    色の種類もその一つで、色数が多くなると雑然としたデザインになり、訴求したい内容が分かりにくくなる可能性が高まります。

    そもそも活版印刷には凸凹感や厚みや質感といった強みがありますので、デザインはよりシンプルを心掛けると効果的です。

    実際にサンプルを確認しながらデザインを作成する

    活版印刷による名刺は、インターネットからオーダーすることも可能です。

    とはいえ、初めて活版印刷を活用する場合には、いきなりインターネットからの注文では、本来希望していた出来栄えと異なるものが出来上がることも起こり得ます。

    活版印刷には紙の質感や凸凹具合、厚みや重みなど、実際手にしてみなければ分からない要素も多くあります。

    活版印刷のサービスを提供する会社によってはサンプルを無料で確認できるものも多くあります。

    そのため、初めて活用する場合には必ず一度サンプルを体感し、その上で自社のデザインにつなげていくと効果的です。

まとめ

活版印刷による名刺は、凸凹感や厚みなどアナログ感が漂うものの、デジタル化が進む昨今に合ってその独特な特徴から、相手先に与えるインパクトが大きいとして活用する企業や担当者が増えつつあります。

一般的な名刺に比べると費用は掛かりますが、相手先も一目見ただけで興味を惹き、記憶にも残りやすいとして、その後のビジネスにつながるケースも少なくありません。

今回紹介した内容も参考に、活版印刷による名刺を活用してみてはいかがでしょうか。



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