英語表記の名刺はどう作成する?肩書きや部署名の表記方法もまとめて紹介
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ビジネスのグローバル化が進む現代、商談などで海外の企業と関わる機会が増えた方は多いかもしれません。海外の企業と取引がある場合は、英語表記の名刺を作っておくとスムーズに自己紹介ができます。
この記事では、英語表記の名刺を作成するときのポイントについて解説します。「初めて英語表記の名刺を作成する」「どのように記載すればいいかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
英語表記の名刺を作るときのポイント
まずは、英語表記の名刺を作成するときのポイントについて解説します。ここで紹介するのは基本的な事項ばかりであるため、必ず押さえておきましょう。
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住所は逆順・ローマ字が基本
英語で住所を書くときは、建物や部屋番号から記載することが原則です。都道府県から書き始めて建物や部屋番号で終わる日本語表記とは逆なため、注意が必要です。
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日本語表記の場合
郵便番号⇒都道府県⇒市町村名⇒丁目⇒番地⇒ビル名+部屋番号 -
英語表記の場合
ビル名+部屋番号⇒番地⇒丁目⇒市町村名⇒都道府県名⇒郵便番号⇒国
また、地名を英訳する必要はなく、そのままローマ字表記に直して記載すれば問題ありません。地名の頭文字はすべて大文字にして記載し、ハイフンやカンマも入れて、読みやすくすることが大切です。
例えば、南区は「Minami-ku」、東京都新宿区西新宿は「Nishi-Shinjuku, Shinjuku-ku,Tokyo」と記載することになります。
自治体によっては、表記方法を定めているところもあります。「必ずこう書かなければいけない」という決まりはありませんが、ビジネスで使う名刺に記載する住所の場合は、念のため自治体に確認しておいたほうが安心でしょう。
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日本語表記の場合
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電話番号は+81から記載
英語表記の名刺では、国際電話からの連絡を想定して電話番号を記載しなければいけません。日本の国際番号は「+81」であるため、市外局番や携帯電話番号の最初の「0」を消して、「+81」を加えて記載しましょう。
例えば、「03-」から始まる電話番号は「+81 3-」、「080」から始まる電話番号は「+81 80-」ということになります。
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名刺における英語表記例
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次に、名刺に記載する肩書や会社情報に関する表記ルールを見てみましょう。
なお国や地域、会社によって表記方法は異なります。ここから紹介するのは、あくまで一例であることを理解しておきましょう。
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肩書き・役職
肩書や役職は、すべて英語に訳して表記する必要があります。よく使われる肩書や役職の英語表記についてまとめたので、名刺作成時の参考にしてみてください。
役員・上級管理職
会長 Chairman/Chairperson 代表取締役 Representative Director 社長 President 取締役 Director 支店長 Branch Manager 店長 Store Manager 本部長 Division Director 管理職・従業員
部長 General Manager 課長 Section Manager 係長 Subsection Chief 主任 Chief 班長 Group Leader 社員 Staff 嘱託社員 Non-regular Staff また、欧米では以下のような表記を採用するケースも増えてきています。
最高経営責任者 CEO(Chief Executive Officer) 最高執行責任者 COO(Chief Operating Officer) 最高技術責任者 CTO(Chief Technology Officer) 最高情報責任者 CIO(Chief Information Officer) 最高財務担当責任者 CFO(Chief Financial Officer) 最高マーケティング責任者 CMO(Chief Marketing Officer) 英語と日本語の解釈が違うことも多いため、相手が理解できるかどうかを念頭において記載することが重要です。
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部門・課
部門名や部署名を表記するときも、海外の方へ向けて英語に訳す必要があります。よく使われる表記についてまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
社長室 Office of the President 秘書室 Secretariat 財務部 Finance Department 総務部 General Affairs Department 法務部 Legal Department 人事部 Personnel Department 経理部 Accounting Department 購買部 Purchasing Department 営業部 Sales Department 開発部 Development Department 技術部 Engineering Department 広報部 Public Relations Department 製造部 Manufacturing Department マーケティング部 Marketing Department お客様サービス部 Customer Service Department 英語表記には、日本の「〇〇部」や「〇〇課」のような上下関係や規模の大きさによる違いがありません。そのため、部署の目的や業務内容が明らかであれば、「部」や「室」といった区分は自由に表記できます。
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会社情報
最後に、会社情報の表記方法について紹介します。英語表記の場合、「株式会社」は社名の後ろに記載することが一般的なルールです。大文字の使い分けにも注意しましょう。
会社の呼び方
株式会社・有限会社 Co., Ltd.(Company Limited)/Ltd.(Limited)/Inc.(Incorporated)など 合資会社 limited partnership company 合名会社 General Partnership Company/Unlimited Partnership Company 合同会社 LLC.(Limited Liability Company) 関連会社 Affiliate 系列会社 Associate Company 医療法人 healthcare corporation/medical corporation 支店
本社 Main Office 本店 Main Store 本部 Headquarters 支社 Branch Office 支店 Branch 営業所 Sales Office 出張所 Liaison Office 会社情報
会社名 Company Name 商号 Trade Name 設立 Founded 従業員数 Number of Employees 資本金 Capital 本店所在地 Address of Head Office 取引先 Major Customers 仕入先 Major Suppliers 事業内容 Major Business Activities なお、社団法人や財団法人、宗教法人、学校法人などといったその他の法人に関しては、特に規定がありません。独自の表記や固有名詞のみを表記することが多い傾向にあります。
まとめ
海外との取引が多い企業は、英語表記の名刺を作成しておくのがおすすめです。英語と日本語では表記方法や細かなニュアンスが異なるため、事前に確認したうえで名刺を作ることが大切です。
重要なのは、相手が理解しやすい内容の名刺を作成することです。英語表記の名刺を作成するなら、ぜひデザイン名刺.netにご相談ください。
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